INCUDATA Magazine_000460_CDPで扱うデータとは?基礎知識・活用方法や導入のステップを解説

CDPで扱うデータとは?基礎知識・活用方法や導入のステップを解説 -

目次

CDPは、Webログや会員データベースさまざまなデータソースと連携し、顧客のデータを統合管理してくれます。ただ、具体的にCDPではどうデータを扱っているかよくわからない方もいらっしゃるかもしれません。

そこでこの記事では、CDPでどうデータを扱うかや導入のステップなどについて、詳しく解説します。

CDPで扱うデータとは?企業が活用する上での基礎知識

ここでは、CDPでデータを扱う前に知りたい基礎知識として、以下の2つを解説します。

    • CDPの意味
    • CDPを用いる重要性

それでは、1つずつ解説していきます。

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CDPの意味

CDP(Customer Data Platform)とは、顧客データ活用プラットフォームのことで、顧客データの管理・活用が目的です。顧客のデータを統合管理し、CRMやWeb接客ツール、さらには社内システムなどさまざまなシステムと連携して、データを収集・蓄積できるのです。

また、収集したデータを統合することで、今までよりも詳細な顧客情報を作成できます。さらに、作成した顧客情報よりセグメンテーションなどの分析を行い、顧客一人一人に合わせたマーケティング活動に役立つデータをアウトプットできます。

INCUDATA Magazine_000460_CDPで扱うデータとは?基礎知識・活用方法や導入のステップを解説_CDPの全体像

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CDPを用いる重要性

CDPを用いる重要性は、あらゆるチャネルでパーソナライズされた顧客体験を顧客に提供できることです。画一的な情報ではなく、自分に最適なチャネルでパーソナライズされた顧客体験を受けることが出来れば、一層顧客満足度が向上するでしょう。その結果、顧客ロイヤリティの向上が期待できるのです。

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CDPが保有する4つのデータ活用機能

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ここでは、CDPが保有するデータ活用の機能として、以下の4つを解説します。

    • データ収集
    • データ統合
    • データ連携
    • データ分析

それでは、1つずつ解説していきます。

データ収集

ユーザの属性や行動履歴などのデータを収集します。大量のユーザデータを収集・蓄積することには労力がかかりますが、CDPの多くはデータ収集・蓄積機能を有するため、これらの作業の負担が軽減されるでしょう。

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データ統合

ユーザIDを用いて、各チャネルで収集したデータを個人ごとに紐づけすることで、より詳細な顧客データ基盤を整備することができます。これにより、単なる氏名よりも顧客の属性やニーズを的確に把握し、アプローチ方法を明確にできます。

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データ連携

CRMやMAなどのツールと連携し、CDPに蓄積したデータをセグメント化された形でこれらのツールに渡します。これにより、各チャネルで顧客行動の全体像を反映させた施策を実施でき、one to oneマーケティングなどが実行可能になります。

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データ分析

CDPではユーザに紐づく形で属性や行動履歴を整理します。このデータをBIツールへエクスポートすることで、RFM分析やコホート分析といったデータ分析が可能になります。

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CDPを導入してデータ活用するためのステップ

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ここでは、CDPを導入してデータ活用するためのステップとして、以下の3つを解説します。

  • データ収集・蓄積
  • データの分類・加工
  • 各種ツール・プラットフォームとの連携

それでは、1つずつ解説していきます。

データ収集・蓄積

さまざまなチャネルで得られたデータをCDP上で収集して蓄積します。データの種類によって取得方法を決定します。1stパーティデータも任意の期間蓄積することができるため、中長期にわたる顧客行動の把握が可能になります。

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データの分類・加工

CDPに取り込んだデータをユーザごとに統合し、目的に沿った分類や加工を行うことで、分析しやすいデータにします。サービスによってはスコアリングや機械学習に基づく需要予測が可能なものもあります。

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各種ツール・プラットフォームとの連携

CDP内で分類されたデータの分析や活用のために、各種ツールやプラットフォームへ加工したデータをエクスポートします。この連携により、詳細な分析やパーソナライズされたコンテンツ配信などが可能になります。

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まとめ

CDPでは、まずはデータを収集・蓄積します。その後、データの統合や分類を行い分析しやすいデータにしてから、他のツールへ渡されます。各システムでバラバラに蓄積されやすいデータをCDPで統合することにより、顧客を深く理解し、施策へとつなげることができるのです。

なお、インキュデータでは、CDPの導入支援だけでなく、データ活用に関するコンサルティングサービスや分析基盤の構築支援、マーケティング施策の立案・実行・運用までワンストップで提供します。社内に散在するデータを活用したいなど、CDPの導入イメージが具体化する前でも、まずはお気軽にお問い合わせください。

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