INCUDATA Magazine_000533_デジタルトランスフォーメーションを企業が推進すべき理由・メリット・成功ポイントを徹底解説!
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デジタルトランスフォーメーションを企業が推進すべき理由・メリット・成功ポイントを徹底解説! -

目次

企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みは、システムだけでなく、企業文化や事業を変革するために欠かせません。企業のDXを加速させるには、先端技術への理解や人材の獲得のみでなく、事業環境の変化へ迅速かつ柔軟に対応するために経営のコミットメントが不可欠です。

DXの必要性が求められている一方で、組織の慣習や、人材・スキル不足などのさまざまな課題から、取り組みが難しいと感じている企業もいるでしょう。

そこで本記事では、デジタルトランスフォーメーションとは何か、企業が推進すべき理由を振り返るとともに、メリット・成功のためのポイントについて解説していきます。

デジタルトランスフォーメーションとは

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ここでは、デジタルトランスフォーメーションについて、以下3つを解説します。

    • 概要
    • デジタイゼーションとの違い
    • デジタライゼーションとの違い

それでは、1つずつ解説します。

概要

経済産業省の「デジタルガバナンス・コード2.0」では、DXを以下の通り定義しています。

企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。

 

多くの企業が競争市場で市場優位性を維持するために、DX推進を進めているのです。

デジタイゼーションとの違い

デジタルトランスフォーメーションとデジタイゼーションは、文字は似ていますが、その概念・範囲が異なります。

デジタイゼーションは、アナログや物理的なデータなどの情報を、デジタル形式に変換することです。たとえば、紙の書類をスキャンして電子ファイルにすること、アナログ信号をデジタル信号に変換することが挙げられます。デジタイゼーションの目的は、情報のアクセシビリティや保存性を向上させ、業務効率を高めることです。

デジタルトランスフォーメーションは、デジタル技術を活用して組織全体のビジネスモデルや戦略、文化、業務プロセスを変革する取り組みです。デジタルトランスフォーメーションには、デジタイゼーションに加え、顧客へ提供する価値の創造や業務改革を実行し、企業の競争力や成長の促進を目指します。

デジタライゼーションとの違い

デジタルトランスフォーメーションとデジタライゼーションは、両方ともデジタル技術を利用するプロセスです。それぞれ、目的と範囲が異なります。

デジタライゼーションは、デジタイゼーションのプロセス(アナログ情報やプロセスをデジタルデータに変換する)を活用します。データが簡単に共有、分析、保存できるようになり、業務効率化・最適化が可能です。デジタライゼーションは、従来のプロセスや業務をより効果的で効率的なものに変えることで、組織が競争力を維持し、イノベーション促進を目指します。

デジタルトランスフォーメーションは、デジタル技術を組織全体に統合し、業務・企業文化、および顧客体験の変革を促すプロセスです。デジタライゼーションも含まれます。

デジタライゼーションは、デジタル技術を活用して従来のアナログ業務をデジタル形式に変換し業務効率による生産性向上を目指すことです。デジタルトランスフォーメーションは組織全体の変革を目指す、より広い範囲に渡ります。

関連記事:DXとは何か?必要な理由や推進のポイント・導入事例などを解説

デジタルトランスフォーメーションを企業が積極的に推進すべき理由


ここでは、デジタルトランスフォーメーションを企業が積極的に推進すべき理由について、以下3つを解説します。

    • ユーザ行動の多様化
    • 既存ビジネスからの脱却
    • 企業間によるダイナミックな変革の実現

それでは、1つずつ解説します。

ユーザ行動の多様化

デジタルトランスフォーメーションを企業が積極的に推進すべき理由として、ユーザ行動の多様化が挙げられます。

インターネットやスマートフォンが普及し、顧客接点がデジタル化した近年では、「店舗のみ」「オンラインのみ」「店舗とオンラインを行き来する」など消費者の行動形態が複数あります。消費者の購買行動やニーズなどをはじめ、市場環境が大きく変化していることが分かります。

そのため、企業は、消費者の行動に合わせて迅速な対応が必要となっています。データを活用することで一人一人の顧客を理解し、顧客が持つ価値感にフォーカスをあてていくことが必須です。
企業はデジタルトランスフォーメーションを推進し、店舗とオンラインを統合したオムニチャネル戦略などを採用し、企業の競争力を高めるなどの対策が必要です。デジタル化の波に柔軟に対応し、顧客へ提供できる価値をアピールすることで、消費者の購買意欲を高められるでしょう。
上記理由より、消費者の行動形態の変化に合わせたデジタルトランスフォーメーションが必要です。

既存ビジネスからの脱却

価格や量に縛られている、既存ビジネスから脱却するためにも、デジタルトランスフォーメーションが求められています。なぜなら、従来の価格や量だけにフォーカスしたビジネスモデルでは、競争が激化している市場での優位性を維持できなくなるためです。また、労働量も増えるため、既存ビジネスを続けていては、従業員の負担がこれからも増えていくことでしょう。

消費者のニーズや嗜好は多様化し続けており、価格や量だけではなく、品質・デザイン・機能性・作り手など、多くの要素が購買行動に影響しています。そのため、デジタルトランスフォーメーションを通じて、企業は消費者のニーズに迅速かつ正確に対応し、競争力を維持・向上することが必要です。

デジタルトランスフォーメーションは労働量に依存しない特性があります。また、資本の大きさや地域に関係なく、価値創出に参画することも可能です。

企業はデジタルトランスフォーメーションを推進することで、製品やサービスに新たな価値を付加することが可能です。たとえば、IoT技術やAIを活用して、従来よりもより便利で、使いやすい製品を提供できるでしょう。また、サブスクリプションサービスやシェアリング・エコノミーなど、既存のビジネスモデルに代わるアプローチを取り入れれば、企業は市場での競争力を維持・向上できます。

従来のビジネスモデルの中には、生産者に負担がかかり利益率が低いものもあるため、デジタルトランスフォーメーションによって、効率よく競争力を向上できる、新たなビジネスモデルへの変革が必要です。

企業間によるダイナミックな変革の実現

企業は、ダイナミックな変革を実現するために、複数の企業と共同して、積極的にデジタルトランスフォーメーションを推進する必要があります。

DXは専門的な知識や技術が必要なため、個社単独で進めることは困難でしょう。しかし、同じ価値観を持つ企業やパートナーと協力することで、知識や技術の共有が可能となり、より効果的なDXを進められます。

たとえば、異業種や異なる領域の企業が協力することで、それぞれの企業が持つ強みやリソースを組み合わせ、新たな価値やビジネスモデルを創出することが可能です。また、経営者が率先して価値観を共有し、外部との連携を重視することで、企業内部にも柔軟で変革を受け入れる文化が育まれます。

以上の理由から、デジタルトランスフォーメーションでダイナミックな変革を実現するためには、企業は経営者自らが価値観を外部に発信し、同様の価値観を持つ企業と一緒に活動することが有効でしょう。

関連記事:DX戦略とは?立案方法や成功事例などとともに解説

企業がデジタルトランスフォーメーションに取り組むメリット

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ここでは、企業がデジタルトランスフォーメーションにが取り組むメリットについて、以下4つを解説します。

    • 業務効率化
    • 品質向上
    • 属人化防止
    • 顧客への新たな価値提供による競争力確保

それでは、1つずつ解説します。

業務効率化

1つ目のメリットは、業務効率化です。

DXをすすめることで従業員の工数や業務負担の軽減、品質の向上など、業務の効率化や自動化が可能です。

たとえば、DX戦略実現のために、一貫性があるIT基盤を構築します。従来人の手で行っていたデータの取得・分析を、コンピューター側で自動的に行えるようになるでしょう。
また、データを用いてユーザのニーズを把握できる仕組みの構築、意思決定する文化形成なども業務効率化につながります。

IT基盤を構築して自動化することで、人間と異なり、24時間365日の稼働が可能になるため、労働力が不足している業務や過重労働への対策にもつながります。

品質向上

2つ目のメリットは、品質向上です。

従来人の手で作業していた部品チェックなどをAIによる画像解析などで行うことで、品質チェックのばらつきがなくなり、正確な判定が可能となります。人為的なエラーやミスも減少し、業務品質の向上や再作業の削減が期待できるでしょう。

デジタルトランスフォーメーションを進めることで、企業はデータ収集と分析を容易に実行することができます。さらに、データを活用することで、製品やサービスの品質に関する問題を特定し、適切な対策を講じることが可能です。

これらにより、製品やサービスの品質を最適化できます。

属人化防止

3つ目のメリットは、属人化防止です。

属人化とは、特定の個人やグループが重要な情報やスキルを独占している状態のことです。これは、組織の効率や柔軟性、持続可能性に悪影響を与える可能性があります。
デジタルトランスフォーメーションにより、重要な情報がデジタル化され、クラウドストレージやデータベースなどのプラットフォームで簡単に共有・アクセスできます。そのため、特定の個人に依存することなく、組織全体で情報を活用可能です。

従来のレガシーシステムは、属人化がおきやすく、システムを維持するだけでも運用コストが発生してしまいます。デジタルトランスフォーメーションで、最新の省人化をはかったビジネスモデルへの移行を図りましょう。

顧客への新たな価値提供による競争力確保現

4つ目のメリットは、顧客への新たな価値提供による競争力確保です。

デジタルトランスフォーメーションに取り組むことで企業は、新たなサービスやプロダクトを生み出し、人々の生活をあらゆる面でより良い方向へと導きます。

また、オンラインプラットフォームやモバイルアプリを活用することで、顧客はいつでもどこでもサービスにアクセスできるようになります。企業は顧客のニーズに迅速かつ適切に対応できる可能性が高まるでしょう。顧客満足度が向上し、リピーターの増加や口コミによる新規顧客獲得を期待できます。

デジタルトランスフォーメーションを通じて、企業は新しいデジタル商品やサービスを開発し、新たな収益源を開拓することが可能です。また、ターゲット顧客に対するリーチが拡大し、より多くのビジネスチャンスを獲得できます。

デジタルトランスフォーメーションへの取り組みの現在地

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ここでは、デジタルトランスフォーメーションへの取り組みの現在地について、以下3つを解説します。

    • 企業規模別
    • 業種別
    • 地域別

それでは、1つずつ解説します。

企業規模別

情報処理推進機構(IPA)がまとめたDX白書2023によると、4割強の大企業がDXに取り組んでいることがわかりました。その一方で、中小企業では1割強にとどまっています。2022年度の調査においても、売上規模が大きくなるほどDXに取り組んでいる企業の割合も高くなる傾向が確認されているのです。

大企業は、リソースや予算が豊富であるため、DXを推進する上で有利といえます。ビッグデータやAI、IoTなどの先端技術を活用し、業務効率化や新サービスの開発を進めることが可能です。ただし、企業の規模が大きくなるほど、組織数も多くなり、経営者側からは現場の課題が具体的に把握できないため、全社的な変革が難しいことも課題です。

中堅・中小企業では、リソースや知識が限られているため、DXの取り組みが大企業に比べて遅れがちな傾向にあります。しかし、彼らは、柔軟な組織構造やスピーディーな意思決定ができることから、新技術の導入や変革に対応しやすい点が強みです。そのため、複数の企業や地域との連携を強化し、共同でDXを進めることが推奨されています。

業種別

総務省調査によると、DXに取り組んでいる企業の割合は、「情報通信業」「金融業、保険業」が5割前後と、他業種(約2割程)と比較しても高いことが分かります。

また、株式会社帝国データバンク「DX推進に関する企業の意識調査」では、フィンテックの活用が活発になっている金融業界や、情報サービス業などを含めて、DXの「言葉の意味を理解し、取り組んでいる」企業の割合は、24.1%を達成していると報告されています。

主な取り組み例として、AIを活用した外国人旅行客への対応、仮想現実(VR)を利用した医療・福祉業界のリハビリテーションなどがあり、顧客体験変革も兼ねていることが特徴です。

業種ごとに異なるものの、デジタル技術を活用して、顧客が新たな体験を通じて満足度向上するなどの取り組みが行われています。

地域別

総務省調査によると、都市部では4割近くがDXの取り組みを実施していることが分かります。そのほか、地域の規模が小さくなるにつれて、割合が低くなる傾向にあるのです。

株式会社エイトレッド「地方都市の中小企業のDX実態調査」によると、DX推進を希望する企業が期待することに「業務効率化」が80.4%と最も高く、「商圏の拡大」については5.4%にとどまっていると挙げられています。

これに対し、「東京都の中小企業におけるDX実態調査」では「商圏の拡大」の回答割合が21.3%であり、地域によって違いがあるのが現状です。

デジタルトランスフォーメーションで成功している企業の特徴

ここでは、デジタルトランスフォーメーションで成功している企業の特徴について、以下3つを解説します。

    • 事例1:クボタ
    • 事例2:IHI
    • 事例3:長谷工コーポレーション

それでは、1つずつ解説します。

事例1:クボタ

日本を代表する農業・土木機械メーカであるクボタは、「スマート農業」プロジェクトとして、高齢化が進む農業の効率化と持続可能性を目指しています。

AIとIoT技術を活用し、機械とシステムを連携させることで、作業効率の向上、環境への負荷軽減、労働負担の軽減を実現しています。主な取り組み例としては、自動運転トラクター、スマート農業アプリ、AI搭載農業機械などです。

また、機械の修理が必要な際も、依頼内容をAIで解析することで、短時間で解決策・品質向上するための施策も提供できます。

同社は従来以上に、業務の効率化・自動化・最適化を図るために、DX推進に取り組んでいます。

事例2:IHI

総合重工業グループであるIHIが開発した「エンドレス・リモート・モニタリングシステム」は、設備の遠隔監視や故障診断を可能にするシステムです。これにより、設備の状態をリアルタイムで把握し、遠隔地からの保守や修理が可能となり、人材不足にも対応しています。さらに、AIを活用した故障予測技術も開発されており、将来の故障リスクを事前に予測し、適切な対策を講じることが可能です。これらの技術により、設備の安全性向上や保守コストの削減が期待されています。

事例3:長谷工コーポレーション

マンション開発に強みをもつ大手ゼネコンである、長谷工コーポレーションは2020年4月に「DX推進室」を設置し取り組んでいます。

たとえば、「マンションFit(フィット)」というLINEアプリが施策の1つです。「いつかマイホームが欲しい」と思っている、検討初期段階の顧客に向けて、自分にぴったりな新築マンション探しをサポートするサービスです。

「家族構成」「年齢」「自宅・勤務先の最寄り駅」「世帯年収」「現在の居住形態」の5項目を入力すると、AIが過去のデータを判断して、3件のおすすめのマンションを紹介してくれます。その中から見学したいモデルルームがあれば、そのままLINE上で予約できます。
モデルルーム見学時も、個人情報の記入・営業担当者からのヒアリングなども不要です。予約画面を提示すれば、自分達のペースで自由に見学できます。

このサービスにより、ユーザは簡単・気軽に自分に合った新築マンションを探せるようになり、マンション探しのハードルも低くなります。

同社は、DXを通じて、シームレスな顧客体験を提供しているのです。

関連記事:DX推進を成功に導くポイントを解説!課題や成功事例も併せて紹介

企業がデジタルトランスフォーメーションを成功させるポイント

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ここでは、企業がデジタルトランスフォーメーションを成功させるポイントについて、以下4つを解説します。

    • 明確なビジョンを策定する
    • DX人材の確保・育成
    • 既存システムの見直し
    • 長期視点で考える

それでは、1つずつ解説します。

明確なビジョンを策定する

デジタルトランスフォーメーションを企業が成功させるために、企業がデジタルトランスフォーメーションを通じて達成しようとする目標や方向性を示すための、明確なビジョンを持つことが重要です。
明確なビジョンがあることで、企業はデジタルトランスフォーメーションの取り組みに対する方向性や目標を設定できます。これにより、組織全体が一貫した目標に向かって取り組むことが可能になり、効果的なデジタルトランスフォーメーションを実現できます。

DX人材の確保・育成

デジタルトランスフォーメーション(DX)を企業が成功させるために、DX人材の確保・育成も必要不可欠です。

近年では、技術が急速に進化しており、新たなデジタル技術やプラットフォームが日々登場しています。これらの最新技術を理解し、活用できる人材が不可欠です。

また、企業がDX推進する上で、全体のデジタル戦略を立案し、実行する能力が求められます。経営層と連携してデジタル戦略を策定できることはもちろん、適切な技術力を持って対応可能な人材が重要です。

DXに求められる人材として、異なる部門間での連携を円滑にし、DXを効果的に進めるためにも、技術だけでなく、マーケティングをはじめとした幅広い分野に精通していることが求められます。

企業がデジタルトランスフォーメーションを適切に進めるためには、デジタル技術やデータ分析、AIなどの専門知識を保有して取り組むことはもちろん、組織内で変革を起こし推進できるスキルが必要です。

既存システムの見直し

デジタルトランスフォーメーションを企業が成功させるためには、既存システムの思い切った見直しも重要です。

既存システムで、サポート終了が近いもの・属人化しているレガシーシステムを見直すことで、企業は業務プロセスの効率化や自動化を図れます。コスト削減、時間の節約、従業員の生産性向上を期待できるでしょう。

従来のシステムは、新しい技術やビジネス要件に対応するのが困難なものも多く、そのまま運用を続けていることもしばしばあります。

そのような既存システムを思い切って見直すことで、企業は新しい技術やアイデアを取り入れやすくなり、イノベーションが促進され、競争力の向上や新たなビジネスチャンスの創出が期待できます。

既存システムの思い切った見直しは、企業がデジタルトランスフォーメーションを成功させるために重要な要素です。組織は、新しい技術や市場環境に適応し、競争力を維持・向上させるためにも既存システムを継続するのではなく、DXの目的にによっては見直しましょう。

長期視点で考える

デジタルトランスフォーメーションを企業が成功させるためには、長期視点で考えることが重要です。

長期視点で考えることで、企業はデジタル技術や市場環境の変化に対応する能力を高められ、市場への変化に適応・イノベーションの促進が可能になります。デジタルトランスフォーメーションは、組織文化や業務プロセスの変革を伴います。長期視点で考えることで、企業は従業員に変革の意義をしっかりと理解させることも可能となるでしょう。

DXは、取り組みはじめてから効果が出るまでに一定の期間を要します。そのため、短期的な利益に焦点を当てるのではなく、長期視点で考えていきましょう。

まとめ

デジタルトランスフォーメーションは、データやテクノロジーを活用して、人々の生活をより豊かにする取り組みです。

そのため、システムなどのIT基盤を導入して終わりではありません。デジタルトランスフォーメーションを通じて、組織・企業文化を変革し、企業競争力を高めることが大切です。

デジタルトランスフォーメーションは、長期視点で考えることが大切です。効果が出るまでに時間が必要なため、従業員にDXの必要性を定着させ、取り組みを続けましょう。
なお、インキュデータでは上記のような企業変革を支援するDXコンサルティングサービスを行っていますので、DXでお悩みの方は、一度ご相談ください。

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