遠隔地居住制度を利用。場所にとらわれずフレキシブルに働く
ENVIRONMENT INTERVIEW
コンサルティングセールス
井澤 元気
新卒入社した東京の大手IT企業にて、営業として六年間勤務。外資系IT企業に転職し大阪支社へ配属されたのを機に、実家がある関西へUターン。2024年4月にインキュデータにジョイン。遠隔地居住制度を利用し、奈良県よりフルリモートで勤務している。現在は、既存のお客さまに対して、CDP(カスタマーデータプラットフォーム)のアップセルやコンサルティングサービスのクロスセル営業などを行う。
奈良在住のままインキュデータにジョイン
関西の大学を卒業した後、2015年に東京のIT企業に新卒入社しました。営業として六年間勤め、外資系IT企業へ転職。大阪本社に配属となり、実家がある滋賀県にUターンしました。その後、結婚をきっかけに妻の実家に近い奈良県へ移り、2024年4月にインキュデータへ入社。遠隔地居住制度を利用して、入社時から奈良県よりフルリモートで勤務しています。
新卒入社した会社に在籍していた当時から現在に至るまで、IT領域のプロダクトやサービスの営業に携わってきました。現在は既存のお客さまに対して、CDPのアップセルやコンサルティングサービスのクロスセル営業を行っています。さまざまなご提案を通じて、お客さまと長期的な関係性の構築を目指すのが私たちのミッションです。
リモートワークだからこそコミュニケーションを大切に
転職活動時は、関西で働くために大阪に本社がある企業を探していました。奈良県に住んでいるため、アクセスの都合からリモートワークやハイブリッドワークが可能であることも条件の一つでした。そうした中で、インキュデータの遠隔地居住制度を知りました。応募の決め手はそれだけではありません。親会社であるソフトバンク、博報堂、トレジャーデータの強みを活かし、顧客データを軸とした戦略立案から分析基盤の構築、そして広告などの各種施策実行までをコンサルティング支援できる点にも大きな魅力を感じました。
本社から離れた場所でリモートワークをするにあたって、コミュニケーションに対する不安もありました。しかし、インキュデータでは遠隔地居住制度を利用していない社員も、基本的にはフルリモートで勤務しており、しっかりとしたサポート体制が整っていました。
私自身の経験で言いますと、選考過程では対面での面接を通じて、会社の雰囲気や社内の方々の人柄を直接知ることができ、すでに遠隔地居住制度を利用されている方の話を伺えたことが入社を後押ししました。また、入社1日目に東京の本社でオリエンテーションがあったのも非常にありがたかったです。今後の具体的な業務から業務用ツールの使い方まで直接確認できたので、スムーズにリモートワークを開始できました。チームや業務に早く馴染めるように、オンボーディングサポーター制度も用意されています。サポーターの方と気軽に雑談を交えながら、分からないことを確認し相談できたのは心強かったです。
チームメンバー同士でサポートし合える関係性
お客さま先を訪問することもあり、出張は月に1、2回程度です。主に東京出張が多いですが、ときには福岡や静岡など地方にも足を運びます。奈良県からの交通費や宿泊費については、会社がサポートしてくれます。東京出張に合わせてオフィスに立ち寄ることもありますが、基本的には出社するためだけに東京に行くことはありません。ただ、オフィスに立ち寄った際には、オフラインでミーティングをしたり、普段オンラインで会っている人と偶然会えて少し話をしたりすることもあります。そういった機会を通じて、普段とは違う距離感でコミュニケーションが取れるのは、新鮮で楽しいです。
お客さまへの対応は、個人の担当者ではなくチームで行います。もし体調不良などで自分が対応できない場合でも、他のメンバーがフォローする体制が整っており、お互いに頼り合うのが当たり前という風土があります。例えば、私が出張する際にはどうしても移動時間がかかるため、お客さまとのミーティングに参加できないことがありますが、その際はチームメンバーが代わりに参加し、サポートしてくれています。
日々の業務ではリモートワークが中心なので、コミュニケーションをより重視しています。使用するツールは主にSlackとZoomで、チームメンバーと認識を合わせるためにオンラインミーティングを頻繁に行います。ただし、長い時間をかけるのではなく、30分程度の短いミーティングがほとんどです。ちょっとした困りごとがある際に「いま時間空いていますか?」と電話やZoomで話をすることもよくあります。誰にでも気軽に声をかけやすい環境なので、リモートでも仕事を進めやすいです。
遠隔地居住制度のメリットについて
リモートワークのおかげで、家族との時間をしっかり確保できています。また、私の実家は滋賀県にあるので、休日に親元にも帰りやすいです。妻の実家近くである奈良県に住んでいるのは、将来子どもが生まれたときのことを考えての選択でした。遠隔地居住制度のメリットは、今後ますます実感できると思っています。
東京の給与水準で土地が安い遠隔地に住めるなど、金銭的な利点もあります。都内在住だと車を持つのもなかなか難しい場合もありますが、今は気軽にドライブができてリフレッシュにもなっています。奈良県と大阪府の県境にある生駒山から東大阪の平野を一望できるドライブコースは、特にお気に入りの道です。
ちなみに、遠隔地居住制度とは関係ありませんが、私たちが結婚式を挙げたのはインキュデータに入社した直後のことでした。入社時から有給が付与される仕組みと、積極的な有給取得を促してくれたことで、すぐに有給を取ることができたので、とても助かりました。
チャレンジングな環境が仕事のやりがいを生む
私が所属する部署はまだ設立されたばかり。メンバー全員が新しいことに挑んでいる最中で「これから部署としてどのように成長していくか」といったディスカッションが非常に活発です。また、チームリーダーは「これってどう思う?」と新人である私を含めチーム内の意見をしっかり汲み取ってくれることもあり、大きなやりがいを持って日々の業務に取り組めています。チームメンバー同士でサポートし合える環境に感謝しつつも、今後の目標は自分でハンドリングできる領域を少しずつ広げていくことです。私が多くの方々に助けられたように、私自身もメンバーを支えられる存在になりたいと考えています。
※こちらのインタビューは、2024年8月に行いました。