IDマネジメント
ID MANAGEMENT
ユーザプライバシー保護の大きな流れ
従来のデジタルマーケティングではオンライン上の消費者(ユーザ)のプライバシーデータは同意を得ずに利用されており、ユーザからすると知らぬ間に自身のデータが収集され、しかも第三者によって利用されていました。
最近になってようやくデータに対する権利は、その所有者であるユーザ自身に保証されるべきだという考えが広がりましたそうしたムーブメントの盛り上がりの中、EUで施行されたGDPRをきっかけとして各国の規制が強化され、日本でも2020年6月に改正個人情報保護法が制定されました。
大手グローバルプラットフォーマーがすでに3rdパーティ・クッキー(Cookie)を制限し始めているため、今後はユーザのデータを利用するには同意の取得が必要不可欠となり、Cookieに依存しないマーケティングへのシフトが求められます。
今後デジタルマーケティングを推し進めていく中で、下記の点を踏まえた仕組みを構築する必要があります。
- 人をベースとしたI Dマーケティングの仕組みを構築すること
- Cookie の取得に関する同意管理の仕組みを構築すること
- 収集したIDとCookieを利用する場合の同意状況を統合、管理してマーケティングに活用できる仕組みを構築すること
こうした状況を踏まえ、インキュデータではお客さまが今後直面する課題を解決し、企業の変革をご支援するためのソリューションを開発いたしました。
ソーシャルログインとは
ソーシャルログインとは、ユーザが普段使い慣れた既存のTikTok、LINE、Facebook、Twitter、Yahoo! JAPAN、Google等のSNSアカウントを使って、Webサイトやサービスにログインできる機能。利便性を向上しつつ、ログイン数を向上させることが可能にするソリューションです。
「ソーシャルログイン」が求められる理由
ユーザー視点でのログイン環境の課題
- 日常使うオンラインサービスが多すぎてメールアドレスとパスワードを一つ一つ記憶できない。
- サービス登録時に毎回個人情報の入力を求められてめんどくさい。
企業視点でのログイン環境の課題
オンラインサービスが溢れかえり会員登録・ログインのハードルが上がっている。
- そもそも登録画面で離脱してしまい新規会員登録者数が増えない
- 再訪時にログインできないユーザーが多く、サービス内での購買活動や有料会員化が進まない
- 新規登録率や再訪率が悪いため元になるデータが集まらず消費者視点でのマーケティング施策を打てない
ソーシャルログインに対応することで上記課題を一挙に解決
SNSアカウントを利用して1クリックで登録・ログインが可能になることでUXが改善されるため、新規登録率・再訪率の飛躍的な向上が見込めます。
同意管理プラットフォーム"Qonsent"
同意管理プラットフォームとは
クッキーデータはユーザからの同意のもと活用するための、ユーザの利便性を損ねず安全性を担保する仕組みです。
「同意管理プラットフォーム」が求められる理由
現行のデジタルマーケティングの課題
- ユーザからの同意なく取得された3rdパーティデータに依存している
- データ収集・提供を行う3rdパーティ事業者がコントロールできない
現在のインターネット上におけるプライバシー課題
3rdパーティcookieを通じてユーザーの個人情報が同意なく第三者に提供されている。
- ユーザの間に広がる懸念・不信感
- 主要プラットフォームにおけるプライバシー保護強化の動き
- 個人の特定が可能な3rdパーティクッキーは事前の同意管理が必須に
Qonsentならカンタンに導入
サイトURLをスキャンし、発行されるタグを埋め込むだけで同意管理が可能に