データビジネスコンサルティング


DATA BUSINESS CONSULTING

データ活用の取り組みの促進を阻む3つの課題

データ活用への関心・必要性が高まる一方、その取り組みの促進を阻む課題は数多く発生しているというのが現状です。 それら課題を大きく分類すると、以下の3つが挙げられます。

01. ビジョン・戦略の欠如

  • データを軸とした新規事業の立案や事業推進のイメージを描ききれていない
  • データ活用における戦略が欠如していて、事業の効率化やマーケティング活動のアクションにデータが活用できない

データの活用は、経営戦略・事業戦略といった上位の戦略目標を達成するための手段です。この手段に対しての戦略策定が行われていない場合、データは「自然と溜まっていくもの」という位置付けで終わることが多くあります。データ活用における戦略では、上位の戦略目標を理解し、その目標達成に必要なデータの取得、蓄積、利活用など一連のアクションを定義していくことが重要です。

02. データのサイロ化・IT投資不足

  • 各部門・システム単位でデータが散在し、横断的にデータを活用できる状態になっていない
  • データを取得する適切な仕組み・準備ができていない

データの管理や利用が組織単位で行われている、つまりサイロ化されていると、データの活用はどうしても限定的なものになってしまいます。そこで、なんとか組織やシステム間の壁を取っ払ってデータ活用のための環境を整備しようとしても、多くの企業においてデータ統合や活用に向けた"攻めのIT投資"が不足しているのが現状です。

03. データドリブンな知見を持つ組織・人材の欠如

  • 戦略を実行する組織の構築方法が分からない
  • 新規の施策立案・実行できる人材がいない

本来、データを統合し、横断的にデータ活用を推進できる「中央集権的」な組織体制が求められているにも関わらず、現状は組織ごとにデータを蓄積する「地方分権的」な組織体制であることが多く、データ活用の推進のボトルネックになっているケースがよく見受けられます。

その一方、データを活用する人材には、ビジネスの背景を理解した上で課題を整理し解決する「ビジネス力」、情報処理や人工知能、統計学などの情報科学系の知恵を理解し適用する「データサイエンス力」、データサイエンスを意味のある形に変え利活用するための「データエンジニア力」が必要ですが、これらを単一人材でカバーすることはたいへん難しいため、外部ベンダーを活用しながら自社における組織体制の整備と人材登用を柔軟に推進していく必要があります。

データ活用におけるインキュデータのコンサルティングサービス

インキュデータのデータビジネスコンサルティングサービスでは、お客さまが保有するデータと生活者データを活用したシナリオのプランニング、施策を実施するためのチームビルディング、シナリオや施策の検証基盤となるCDPの導入を推進し、データ活用における戦略作成を含むデータマネジメントをご提供いたします。
そして、このデータマネジメントを実施することにより、戦略的なデータ活用に欠かせない、データの取得・統合・管理・分析・活用といった5つの主要要素をトータルにサポートしています。

DX推進に必要なデータを循環させるエンジンづくりをご支援

DXを実現するためには、デジタル接点を中心に顧客行動などのデータを蓄積し、事業推進に活かし、さらに新たなデータを蓄積していく......といったデータを循環させる仕組みが重要になります。そのためには、事前にデータ活用という手段に対してのビジョンや戦略策定を的確に行うのと同時に、出来上がったデータ循環の仕組みを活用する組織・人材の育成も不可欠です。

インキュデータでは、データを活用して、DX推進に必要なお客さまとお客さまの顧客との間でデータを循環させるエンジンづくりをご支援いたします。

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